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薬害ヤコブ病問題 '01国際シンポジウム

国際シンポジウムのお礼

国際シンポジウムは、みなさんのご協力で充実した討論ができました。
ありがとうございます。

 薬害ヤコブ病2001国際シンポジウムは、11月11日10時から17時まで、国立市の一橋大学で開催されました。参加者は150名でした。
 ヤコブ病患者の家族への援助・正当な補償を受けるための闘いについて、イギリスから来た演者による励ましのメッセージを受けながら、討論を深めました。
 日本での被害者救済に向けて、裁判勝利とサポートネットワークの確立が必要だと、認識を深めることができました。
 狂牛病問題での、特別講演もあり、安全対策を充実させることの大切さも参加者同士で確認しました。

講演要旨集の頒布

 講演要旨集(A4版、90ページ)の残りがあります。希望者はメールかFAXでお申し込み下さい。
 FAX:03-3402-1694

 代金は送料込みで、1,000円です。できれば、カンパといっしょに送金をお願いします。

シンポジウム協賛金のお願い

 シンポジウムの成果を今後につなぎ、運動を強めるために、みなさんからの募金を集めています。
団体は、一口5,000円。個人の方は、一口1,000円からです。
振込先は、下記の通りです。よろしくお願いします。

 郵便局 
口座・通帳番号: 10170
番号       : 47065221
口座名: 薬害ヤコブ病国際シンポ実行委員会

 銀行 
あさひ銀行 神田支店 普通1353930
口座名: CJD研究会 代表 片平洌彦
(かたひらきよひこ)


日本の患者支援

 今回の国際シンポジウムの課題で重要な柱が、患者・被害者家族への支援体制の確立です。大津訴訟弁護団が今年春に英国を訪問して、調査と交流をおこなってきました。その記事を紹介します。
 日本でのサポートネットワーク設立へ向けての簡単な解説となっています。

薬害ヤコブ病訴訟中島弁護団長に英国事情を聞く

国際シンポジウム プログラム

要旨集の追加・訂正(pdfファイル,170KB)

開始 演題 演者名 要旨
10:00 開会挨拶・開催趣旨の説明 牧野忠康 実行委員長 pdf
   英国のCJD問題取り組みの教訓(1) 
10:20 英国におけるヤコブ病被害者の闘いと勝利 ノエル・ボールドウィン
(汚染成長ホルモン剤の被害児の父親)
英文

和文
11:20 クロイツフェルト・ヤコブ病に関する消え去らない疑問 : 伝達様式 ハラシュ・ナーラン
(CJD研究者)
英文(pdf)

和文
12:20 昼休み
   英国のCJD問題取り組みの教訓(2) 
13:10 ヤコブ病患者・家族の支援ネットワークの発展と活動 ジリアン・ターナー (ケア・ワーカー) 英文(pdf)

和文
   日本におけるCJD問題取り組みのあり方 
14:10 薬害ヤコブ訴訟解決のための要求と展望 大津訴訟・東京訴訟の原告団、
中島 晃(弁護団代表)
資料
   日本におけるCJD患者・家族のケア・恒久対策のあり方 
15:20 上田 宗(医師・大津訴訟原告)、
松山 順子(東洋大学大学院)
   [特別報告] 
16:00 狂牛病問題 小野寺 節
(東京大学大学院 農学生命科学研究科教授)
16:40 まとめ 片平 洌彦 事務局長
16:50 閉会挨拶 黒須 三恵 副委員長

演者プロフィール

ノエル ボールドウィン(Noel Baldwin)氏

 息子さんのパトリック氏が1977年から3年にわたりヒト成長ホルモンの投与を受け、91年CJD(ヤコブ病)を発症、92年に30歳で亡くなられた。このため英国政府を被告に提訴し、高等法院で勝訴(損害賠償金は約2500万円+加算金)した。
 ご自身は鉄道に勤めていたが、現在は退職し地方議員になっている。

ハラシュ ナーラン(Harash Narang)氏

 ウイルス学者で、スクレイピー・BSE(狂牛病)・CJDの研究を行い、ネイチャー、ランセット、プロナス等に多数の論文を出している。
 英国政府がBSEとvCJD(変異型ヤコブ病)の関係を認めた1996年よりずっと前に、汚染された肉を食べる危険性を警告しており、「BSEの潜在的危険について人々に注意を呼びかけた功労者の一人」(リーズ大学のリチャード・レーシー教授)に挙げられている。BSEとvCJDの尿検査法を開発したと主張し、ワクチンの必要性を説いている。
 CJD Foundation http://www.cjdfoundation.com/

ジリアン ターナー(Gillian Turner)氏

 CJD Support Network(ヤコブ病患者家族支援ネットワーク)代表でケア・ワーカー。
 このネットワークは英国保健省の基金を元に1994年にアルツハイマー協会の一部門として設立された。主な活動は、CJD患者の治療に関する情報の提供や助言等をすること、在宅の場合の治療・看護について専門家の助言を伝えること、患者・家族を引き合わせること等である。2000年には約1000件の電話相談に応じた。
 CJD Support Network http://glaxocentre.merseyside.org/cjd1.html

自己紹介です。

Gillian has been the National CJD Case Co-ordinator for the CJD Support Network for the past five years. During which time she has offered support to the majority of families who have been affected by all strains of the disease. Gillian has been employed in the voluntary sector caring field for the past twenty years, some of that time working for Age Concern and the British Red Cross.

Gillian has two sons, Paul a doctor, Mark an Assistant Cruise Director with Princess Cruises. Gillian's husband David is a Management Lecturer with Staffordshire University. Gillian has a post graduate diploma in marketing and an MA in Gerontology from the University of Keele. She is a member of the Department of Health CJD Incidents Panel and CJD Advice Team.

小野寺  節(おのでら たかし)氏

1947年生まれ [出身地] 福島県
1969年 東京大学農学部畜産獣医学科卒業
1974年 東京大学農学系博士課程終了。農学博士
[職歴]
1977年 米国国立衛生研究所(NIH)上級研究員(Expert)
1986年 農林水産省家畜衛生試験場免疫研究室長
1991年 東京大学大学院農学生命科学研究科教授

[研究活動] スローウイルス感染症とそれに関連した免疫傷害を主に研究してきたが、最近は遺伝子及び発生工学を用いてこれらの問題を解決しようとしている。

[その他活動] 「牛海綿状脳症(狂牛病)に関する技術検討会」(農水省)座長 1)プロジェクト評価委員(新エネルギー・産業技術総合開発機構 NEDO、通産省) 2)出・融資課題審査専門委員(生物系特定産業技術研究推進機構、農林水産省) 3)中央薬事審議会委員(厚生省) 4)食品衛生調査会臨時委員(厚生省) 5)東京都新しい感染症対策委員会委員(東京都) 6)開発推進委員会委員(動物用生物学的製剤協会) 7)研究促進委員(バイオインダストリー協会、遺伝子組換え技術開発)

リンク

 薬害ヤコブ病大津支える会 http://www.page.sannet.ne.jp/yasuo-t/
 薬害ヤコブ病東京支える会 http://village.infoweb.ne.jp/~fwke8357/
 日本科学者会議 http://www.jsa.gr.jp/
    東京科学シンポの案内は、http://www.jsa.gr.jp/tokyo

 CJD Foundation http://www.cjdfoundation.com/
 CJD Support Network http://glaxocentre.merseyside.org/cjd1.html
 Scientists find low level transmission of BSE http://www.bmj.com/collections/bse/27-07-n.htm

 小野寺先生の紹介 http://jvm2.vm.a.u-tokyo.ac.jp/oumen/faculties.html

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