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2002. 冬号 たくみ外苑薬局
いよいよ冬も本番、かぜやインフルエンザに注意が必要な季節になりました。しかし、「かぜとインフルエンザはどう違うの?」、「インフルエンザワクチンって何?」といった疑問も多いと思います。今回は、インフルエンザを中心にふだんから気をつけるべきこと、治療薬などについて紹介します。

| 普通の風邪 | インフルエンザ(A・B型) | |
|---|---|---|
| 症状 |
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| 感染経路 | ![]() |
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| 風邪をひいた人が、ウイルスの付いた手で物に触ると、そこにウイルスが付着する。その場所を介して、ウイルスが広がっていく。 | インフルエンザの患者さんが咳をすると、空気中にウイルスがばらまかれ、それを吸い込むとウイルス感染する。空気感染するため、流行しやすい。 |
<注意点> 卵アレルギーのある人は医師、または薬剤師に相談してください。
インフルエンザの流行時にインフルエンザ特有の症状が出ていれば、インフルエンザを疑います。現在では、「迅速診断キット」を使うこともあります。これは、患者さんののどを綿棒でこすって採取した液を使って、インフルエンザウイルスに感染しているか調べるもので、15分程で結果がでます。日本では2種類の「迅速診断キット」が発売されていますが、保験適応でないものもあります。
(医師の処方せんが必要な薬です)
現在使われている薬は、ウイルスが増えるために必要な物質の働きを抑えて、ウイルスの侵入や増殖を抑えます。ウイルスの増殖は短時間で進むため、発症後は速やかに(発症48時間以内)飲み始め、症状がなくなったらなるべく早く中止することが重要です。
以前より、パーキンソン病の治療薬として使用されている薬です。A型インフルエンザウイルスに有効です。
| 使用法 | 通常、成人では1回1錠(50mg)1日2回内服する。 |
| 注意点 |
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A型のみならず、B型インフルエンザにも有効です。昨年(2001年)12月、体重37.5kg以上の小児への使用が認められました。
| 使用法 | 通常、成人および体重37.5kg以上の小児には、1回1カプセル(75mg)を1日2回内服する。 |
| 注意点 |
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○これら飲み薬の他に、吸入して使うリレンザ(成分名:ザナミビル)という治療薬もあります。しかし、吸入器具の使用は小児・高齢者や憤れない人には難しいという問題点もあります。
ただし、これらのお薬をおいているかどうかはかかりつけの病院や診療所にご確認ください。
Q.インフルエンザに対して解熱剤を使うときの注意点は?
A.子供の場合、インフルエンザに罹った時にアスピリン(バファリン・(市販薬を除く)の成分)、メフェナム酸(ポンタールの成分)、サリチルアミド(PL顆粒の成分)、ジクロフェナクNa(ボルタレンの成分)等の酸性系解熱剤を使うとインフルエンザ脳炎・脳症など重い病気になる恐れがあります.安全性を考え子供も大人もインフルエンザに感染した場合や疑いがあるときはアセトアミノフェンを使用することをお勧めします。
今の時期に、風邪かなと思ったらインフルエンザを疑ってみてください.39度から40度近くの高熱、悪寒、関節痛、強い倦怠感がある場合には、早めに医師の診察を受けましょう。
インフルエンザウイルスは湿気に弱いので室内では加湿器を使うことをお勧めします。また十分な栄養をとり、疲れていて体力が低下しているときは人混みを避けるなど、ちょっとした気遣いも大切です。
手洗い、うがい、マスクの着用といった基本的なことも大変重要です。マスクは鼻まで覆う大きなものがお勧め!
ウイルスを吸い込むのを防ぐことはできませんが、無意識のうちに手で鼻をいじることを防ぐため、ウイルスを鼻につけずにすみます。さらに、鼻やのどの乾燥を防ぐメリットもあります。(N&M)
<参考文献>