くすりの話 あれこれ ~代々木病院~

No.119:セルフメディケーション税制

佐藤 拓哉 薬剤師 たくみ外苑薬局

今回は2017年1月1日から導入されたセルフメディケーション税制についてお話させて頂きます。

この税制は1月1日~12月31日に市販薬(要指導医薬品および一般用医薬品)のうち、医療用から特定成分を含む医薬品を年間1万2000円超えて購入した際に、1万2000円を超えた部分の金額(上限8万8000円)について所得控除を受けられる制度です。

1月17日現在で1577品目の医薬品が対象になっています。
また、この制度を受ける際には対象医薬品を購入した時の領収書が必要になるので捨てずに保管して下さい。

制度の条件として所得税や住民税を納めており、①特定健康診査(メタボ健診)②予防接種③定期健康診断④健康診断⑤がん検診のいずれかを受けている人が該当します。

皆さんはセルフメディケーションという言葉をご存知ですか?
軽い病気(風邪とか)や怪我に対して自分で薬や湿布を購入して治すという意味の言葉です。

患者さんが処方箋なしで買える医薬品の中にスイッチOTCがあります。
これは元々、医療用医薬品として使用されていた薬の有効性や安全性に問題がないと判断されて薬局で店頭販売が可能になった物です。

身近な例として胃薬のガスター10や花粉症の時期に活躍するアレジオン20やアレグラFXが挙げられます。

スイッチOTCによって医薬品が購入しやすくなりましたが場合によっては副作用が出たり、普段から服用している薬との飲み合わせで使えない可能性もあります。
購入の際にはお気軽に薬剤師へご相談下さい。

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